第２８回日本脳神経外科救急学会を、2023年2月16日(木)、17日(金)の2日間、和歌山市の和歌山城ホールにて開催させていただきます。伝統ある本学会を主催させていただくことを大変光栄に存じます。また、今回の学会では和歌山県立医科大学救急・集中治療医学講座の加藤正哉教授に副会長にご就任いただき、プログラム構成を中心とする学会運営に参画していただきます。

本学会は脳神経外科や救急・集中治療を専門とする医師、看護師、救命救急士などが一堂に会し、脳神経外科救急を多職種横断的に議論するフォーラムとして発展してきました。本学会が取り上げてきたテーマは脳卒中や頭部外傷などの脳神経外科救急疾患の診断、治療、急性期管理にとどまらず救急医療体制や救急医療を担う人材の育成にまで多岐に及びます。第28回目となる今回の学術集会では、メインテーマを『脳神経外科救急のこれから ― システム構築と人材育成 ―』とさせていただき、救急医療体制の整備と人材育成をキーワードとして、これからの脳神経外科救急について議論していただきたいと考えております。

プログラム全体としては、招待講演、教育講演、シンポジウム、幹事会企画シンポジウム、一般演題、ランチョンセミナー、アフタヌーンセミナー、機器展示などで構成する予定です。また、新型コロナウイルス感染の状況が許せば、同時にPNLSコース・PNLSインストラクターワークショップも開催させていただく予定です。会員の皆様にとって有意義な学会となるように鋭意企画・準備してまいりますので、よろしくご指導・ご支援の程お願いいたします。